top of page
2023年2月11日
男か女か、ではなく
桐島洋子、千葉敦子、上野千鶴子。私が中学の時に出会い、繰り返し読んだ著作の担い手たちだ。3人の子を未婚で育てながら、美術や料理にも精通したエッセイストの桐島洋子。乳がん末期でニューヨークに単身移住し、最期まで人の尊厳を発信し続けたジャーナリスト・千葉敦子。当事者視点でフェミ...
2023年2月11日
偶然
「個人のキャリアの8割は、偶然によって決定される」「18歳の時に考えていた職業に就いている人は約2%」―。 この半年間、全国の仲間とオンラインでつながり、「キャリア」について学んでいる。キャリアとは本来、職業・専門職・職歴などといった点や結果を指す言葉ではなく、「働くことに...
2023年2月11日
人生チャート
中年の危機、だろうか。髪の艶が消え、1枚毛布をかけたようなぜい肉が背中に付き始めている。夜は2時間以上続けて眠れない。闇を走り回る猫とは裏腹に空が白んでいく。 低空飛行の日々に半ば諦念していたところ、「ライフラインチャート」なるものを描く機会を得た。横軸に「年齢」、縦軸に「...
2023年2月10日
お尻
「今日も、いい湯だった」。函館市内のお気に入りの温泉を順繰りに週数回、つかりに行く。 だれかが湯船に足を伸ばす。先に入っていた私は湯の波紋を鼻先で受け止め、湯のうねりを尻で感受する。勢いのある波紋、親子の無邪気な波紋、自分のバタ足の波紋。湯気の向こうに、このまちに住む多様な...
2023年2月10日
発酵はかっこいい
「発酵はかっこいい」。あるアーティストにインタビューした時の言葉が忘れられない。以来、地元・函館の発酵食に思いをはせ、少しずつ食事に取り入れている。「みそソムリエ」なる資格も取った。 11月は正月に向けて作るベニザケのいずしの仕込み時期だ。母の字で「飯ずし」と書かれたノート...
2023年2月10日
問いかけの力
ワークショップや会議などの場づくりのデザインと推進を行うファシリテー ターの立場で、さまざまな活動に携わっている。昨年は檜山管内江差町の「九艘 川公園魅力化プロジェクト」や、「地方創生カレッジin函館」、はこだて未来 大の田柳恵美子教授が主宰する「まちdeゼミナール」など。...
bottom of page